蓄膿症 辛夷清肺湯
2017/03/05
漢方は西洋医学の薬のような即効性があるわけではありません。ですが比較的副作用も少なくて安心して利用できるのがポイントですね。漢方は症状への取り組み方がそもそも違っています。漢方は症状をくすりで抑えるためのものではありません。体質からしっかりと改善して治療するというのが基本のスタンスです。
血の巡りや水の巡りに注目して治療を加えていきます。中国医学には大きく分けて体を温めるものと冷やすものに分けられます。身体を冷やすことがないように漢方を調整して治療していきます。特に蓄膿症にも炎症を冷ますものが使われることが多いですね。漢方は組み合わせることで効果を高めることができ、その種類は計り知れません。その中から自分にあったものを見つけるのも大変な作業になってきます。ですが中には多くの方に効果が見られている有名なものもあります。そのひとつが蓄膿症で多く使われている辛夷清肺湯ですね。
【第2類医薬品】辛夷清肺湯エキス錠(チオセルエース) 240錠
この辛夷清肺湯は文字を見ればわかるように肺への効果があります。蓄膿症と肺にどんな関係が?と思われる方も大勢いらっしゃいます。漢方では蓄膿症などの鼻の疾患と肺に密接な関係があるといわれています。なので辛夷清肺湯で肺やの炎症を鎮める清肺湯が利用されるんですね。
蓄膿症 お茶
蓄膿症の治療のために抗生物質を服用される方も大勢おられます。抗生物質の副作用や体への負担を考えている方も多いでしょう。そんな方が副作用の比較的少ない辛夷清肺湯を合わせて利用できるかを検討しています。漢方と併用して抗生物質の量を少なくできます。
詳しい漢方との併用の仕方については医師や薬剤師と相談してみるといいですね。蓄膿症は日常生活に直接影響を及ぼす病気でつらい症状が続きますよね。そんな日ごろの悩みを漢方で解決できるといいですね。
漢方は時間がすこしかかりますが体の巡りを根本から変化させることができます。一度よくなれば長く効果を期待できるのも特徴の一つですよね。漢方でじっくりと自分の体調と向き合って治療して頂ければ嬉しいです。