授乳中の蓄膿症市販薬の使用注意点
2017/03/05
蓄膿症に対処するための市販薬はたくさん販売されています。授乳中の市販薬の使用はなんとなく気を使ってしまいうます。というのも服用した市販薬のほとんどは母乳に入って影響があります。
ですが実際には母乳を通して赤ちゃんに及ぼされる影響は低いものです。というのも絶対的な量がそれほど多くないんです。お母さんが摂取した薬の量の0.5パーセント程となっています。
赤ちゃんに実際に大きな影響がみられるのは薬の20パーセント以上なのでそれほど気にする必要はありませんね。なのでもし影響が見られても一過性のものなので軽い症状になります。断乳が必要と思われるものは母乳にたくさんの影響を及ぼすものとなっています。
さらに重度の副作用を起こす可能性のある薬なども授乳中は避けるべきものです。その中には抗がん剤などの免疫を抑制する薬などがあり、日常的なものはそれほど心配をする必要もありません。ですが授乳の時期に注意する必要があるんです。特に授乳中で注意するべきなのが生後の1,2か月頃です。その理由は生後1,2か月の赤ちゃんの内臓の働きにあります。
授乳中の1,2か月の時期は肝臓や腎臓の働きがまだ不十分となっています。そうなると薬を排泄する力が弱くなってしまいます。結果体内に薬の成分が体内にたまることになります。
授乳中に蓄膿症になった場合も特に注意が必要ですが、どうしても市販薬が必要になる場合もあります。そうだとしてもできるだけ副作用の少ないものを選びたいですね。
蓄膿症になった場合は数か月の期間市販薬を摂取する必要があります。そこで副作用を気にする授乳中の方が選んでいるのが漢方なんです。漢方と聞くとなかなか効果が出るのに時間が必要というイメージですね。
ですが最近は効果が比較的早い漢方なども発売されています。こうした情報を参考にして授乳中の方も安心の治療法を探し出せるといいですね。授乳中でもしっかりと市販薬の情報を収集しておきましょう。