慢性副鼻腔炎は鼻水が出なくなる
2017/03/05
軽度の副鼻腔炎では膿のような鼻水がたくさん出るという症状が現れやすいですが、慢性になると鼻水が出なくなる場合があります。副鼻腔にたまった膿が時間が経つにつれて粘度が上がってしまいさらに外へ出しにくくなってしまうためです。
放っておくと頭痛なども引き起こしますので、自分で出せない鼻水は病院で吸引してもらったり鼻水を出しやすくする薬を処方してもらうのが良いでしょう。
鼻水が出ない原因は炎症の箇所による場合も
副鼻腔炎の炎症が起きている場所が原因でたくさん鼻水が出ない場合があります。炎症のために腫れた部分が各空洞や通り道を塞ぎ、膿の排出を妨げるためです。
特に子供が副鼻腔炎にかかると鼻腔がとても細いので鼻づまりが起こりやすくなります。
鼻づまりを改善したい時には
鼻づまりになっている状態で無理に強く鼻をかむと中耳炎になりやすくなるなどの悪影響があります。無理に鼻水を出そうとせず特に苦しい時はかかりつけの医師へ相談しましょう。
また、何もしていないのに急に鼻づまりがスッと軽くなる時があります。
安静にしたあとよりも体を動かしたあとの方が鼻が通ったという体験談もありますので、適度な運動は一時的な鼻づまり対策として使えるかもしれません。
特に風邪をひくと副鼻腔炎の症状が悪化しやすくなりますので、副鼻腔炎にかかったことがある人は風邪も軽く見ずに早めに処置・薬の処方をしてもらうと安心です。