副鼻腔炎・蓄膿症改善ナビ

急性副鼻腔炎や蓄膿症、好酸球性副鼻腔炎など鼻炎全般についてまとめています。


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蓄膿症 症状

後鼻漏の原因

2017/03/05

粘調な鼻汁がのどにたれ込んで付着する健康状態は、やっぱり後鼻漏と思われます。通常に後鼻漏の原因の約4割は副鼻腔炎です。その他の原因として、アレルギー性鼻炎や急性鼻炎(鼻風邪)、寒冷性鼻炎(温度刺激に弱い鼻)などがありますが、これらの後鼻漏は水様性であり、のどに付着する自覚症状は乏しいと思われます。

ご相談では風邪が原因で副鼻腔炎をきたし、後鼻漏になっていると思われます。副鼻腔は頬や両眼の間の骨の中にある空間で、生まれつきの空気が入っていますが、炎症が生じると粘調な鼻汁や膿がたまってしまいます。それが副鼻腔炎という状態です。慢性化すると持続的に鼻汁、膿汁が鼻の中にたれ込んできて後鼻漏となります。

耳鼻咽喉科を受診し、鼻内の診察、特に鼻咽腔ファイバースコープを用いた観察で副鼻腔から流出する鼻汁や後鼻漏を認めれば、容易に診断がつきます。副鼻腔炎の健康状態を把握するために鼻のエックス線検査や副鼻腔CT検査も有用です。ただし、副鼻腔炎の状態が軽度だと、鼻汁や後鼻漏の所見が認められないときがあるため、複数回の診察が必要な場合もあります。

副鼻腔炎はマクロライド系抗生物質と去痰剤の内服治療で約7割に改善、治癒を認めます。治療日数は副鼻腔炎の程度によりますが1~3カ月を要します。

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治療開始後、早期のと1~2週で症状は改善しますが、やりかけで治療をやめると副鼻腔炎がくすぶった状態で残ってしまい、風邪をひくたび副鼻腔炎の痛みに悩ませられることになります。鼻内の状態や映像検査でしっかりと治ったことを確認して治療を終了することが大切です。

また、残念ながら内服治療で治りきらないときがあります。そのときは内視鏡下副鼻腔手術という外科治療が必要になります。中でもカビが原因の場合には内服治療が無効であり、手術治療で根治可能となります。

後鼻漏はうっとうしい症状であり、かなりつらい状態と思われます。またせき払いを繰り返すため、あたりに迷惑をかけているときがあります。まずはお身近の耳鼻咽喉科で副鼻腔炎の精密検査を受けていただくことをお薦めします。

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