副鼻腔炎 頭痛
2017/03/05
なぜ副鼻腔炎になれば頭痛になるのでしょうか。その原因を見ていきましょう。副鼻腔炎は鼻の奥にウイルス、細菌に感染したことで炎症が起きている状態です。簡単にいうと副鼻腔という場所に膿がたまってしまっているのです。
また副鼻腔炎は急性と慢性に分かれているのですが、普通は鼻には粘膜というものがありますから、細菌といったウイルスが入ってきたとしても感染予防は可能です。しかし粘膜が弱ってしまっていると、細菌に感染しやすくてそして炎につながります。
副鼻腔という場所に炎症が広まれば頭痛がおき、その頭痛はかなり強いものであるとされているのです。そしてこれが急性の副鼻腔炎です。ちなみに慢性副鼻腔炎は常に炎症が繰り返されていて膿がたまったままになっていることが大半です。鼻水、頭痛、臭覚障害があれば、急性、慢性に限らずかかっている可能性が高いでしょう。
頭痛の症状の特徴
副鼻腔炎の頭痛は普通の頭痛と違って特徴があり痛む場所や頭痛に伴って表れる症状が特徴的です。
ほほ骨、鼻と目の間や目の奥に痛みを感じる。頭痛が始まったら鼻水や鼻づまりなども一緒に発症している。下を向くと痛みが強くなる。これらどれかと合致している点がある人は副鼻腔炎が原因の頭痛亜も知れませんので、早めに治療をすればそれだけ痛みは取り除くことができますので、早めの治療が必要です。
炎症も悪化して、日常生活を普通に過ごすこともできないくらいの痛みに悩まされる前に早めに対処しましょう。
副鼻腔炎 治療方法
副鼻腔炎による頭痛の治療方法はなんと言ってもこの炎症を抑えるしか方法はありません。抗生剤を使った治療で殺菌力が強い薬を使い感染したウイルスや細菌を殺菌して症状を改善させることによって次第に頭が痛いという症状も治まってくるでしょう。
薬を飲み始めてからだいたい1週間位すれば頭が痛いといった症状は改善されると思います。ですが、もし薬を使ってもなかなか改善しないという場合には、薬による治療だけでは、もはや炎症を抑えることができないところまで悪化しているのかもしれませんので、内視鏡を使った手術などを受けなければいけないことが多いです。
手術になる前に治療ができるように、薬で治るようにするためにも、早期発見と治療が一番ですので、鼻に違和感がある、頭痛が伴うといった人は、早めに耳鼻科へ行って治療してもらうことが一番です。
副鼻腔炎は何もしなくても治るということはほとんどありませんのでなんらかの治療が必要です。